年金暮らしの方がお申し込みをした場合
年金暮らしの方が、クレジットカードを持つ方法を紹介していきます。
わかりやすい例として、下記の65歳の方を例としていきたいと思います!
(例)
- 氏名:年金 太郎
- 性別:男性
- 生年月日:昭和17年11月**日生まれ
- 年齢65歳
- 自宅電話番号:03-****-****
- 住所:東京都大田区○×町
- 居住形態:持家(本人)
- 居住年数:20年以上
- 携帯電話番号:090-****-****
- 職業:年金受給者
- 年収:180万円
まず、
- ご年齢が69歳以下であること
- 年金収入が180万円あること
から判断すると、特定の条件をクリアすればクレジットカードの発行は可能だと思います。
その特定の条件というのは、大きく2パターンありますので、どちらかで試してみてください。
(1)年金受給者の方にお勧めのクレジットカードを選ぶ
年金生活者の方が、クレジットカードのお申込みをする時は、審査に通りやすいクレジットカードを選ぶ必要があります。
選ぶポイントは、
- お申込み欄に「年金受給者の方」という項目が用意されている
- 流通系のクレジットカードを選ぶ
の2点です。
(1)お申込み欄に「年金受給者の方」という項目が用意されている
クレジットカードをお申込みする時に気が付かれると思いますが、カード会社によって職業選択欄に「年金受給者の方」という項目を、最初から用意してくれているところと、そうでないところがあります。
「年金受給者の方」という項目を用意してくれていない場合は、最初から審査に通すつもりがないという意思表示です。
こちらも素直に「年金生活者」を対象にしているクレジットカードにお申込みしましょう!
(2)流通系のクレジットカードを選ぶ
大手スーパーやネット通販は、お客さまとして高齢の方を大切にしています。
ですから、審査に通りやすい傾向にあります。
また、職業選択欄に「年金受給者の方」という項目が用意されているケースが多いので、その点から言っても発行の確率が高いのです。
上記2点を踏まえて、当サイトでは下記のカードをお勧めしています!
年金受給者の方にオススメのクレジットカード
・流通系
・年金生活者でもお申込み可能
・年会費無料
・年金以外に何らかの固定収入がある方
・「年金受給者の方」という項目なし
・お勧めの理由は審査がそれほど厳しくないからです
(2)これまでの銀行取引の実績を活用するパターン
次に銀行取引を活用するケースを見て行きましょう!
上記のお申込内容を改めて確認してみますと、本人名義の持ち家で20年以上住んでいますね。
今は定年退職して勤めておらず、現在の収入は年金のみで生計していますが、申込人は就職してから定年まで、銀行と長きに渡り給与振込み等の取引をしてきました。
その間に、銀行から住宅ローンの融資を受けて、滞ることもなく既に完済しています。
そして、定期預金が数千万円あると銀行から情報が入ります。
銀行からしてみれば優良な個人顧客となります。
長年に渡り、銀行と申込人は取引をしていたのです。
このケースであれば、カード会社でも調査して何も問題がなければカードは発行されます。
これは、パート主婦の方も同じです。
銀行取引を、ご本人かあるいはご主人が行っていれば、その情報もカード会社に入ります。
そこで、問題がなければクレカは発行されるのです。
年齢によって有利・不利はあるのか?
勤め先があり毎月の収入が入ってくる方でしたら、20代〜60代でもそれほど大きな差はありません。
もちろん高級なカードになれば、40代以上で役職が付いている人の方が有利になります。
その点、年金暮らしの60代以上の方は、やはり審査は厳しくなります。
表向きは「年齢による差別は無い」としているかもしれませんが、業界的には年々厳しくなってきている傾向にあります。
しかし、日本は超高齢化社会が今度もずっと続いていきます。
高齢者のクレジットカード需要は上がっていくことは間違いありません。
各カード会社には、この需要を満たす「高齢者向けカード」を何とか発行してもらいたいと思っています。
補足:年金受給額の平均は?
公的年金は3階建ての仕組みになっており、
- 国民年金(基礎年金)
- 国民年金基金+厚生年金
- 厚生年金基金
に分かれています。
受け取ることができるのは、
- 自営業者:国民年金+国民年金基金
- 会社員(サラリーマン)、公務員:国民年金+厚生年金+厚生年金基金
- 会社員の配偶者:国民年金
となっております。
なので、自営業者よりも会社員の方が、手厚い年金システムの恩恵に授かっているわけですね。
そして支給額の平均値は、
- 国民年金:約6万円
- 厚生年金:約15万円
と3倍近くの差となっています。
そもそも今の現役世代が年金を受給することができるのか?
という疑問はありますが、現在の仕組みや受給額は上記のような相場となっています。
審査に自信がない方
どうしてもクレカが欲しい人にお勧めの一枚。選ばれている理由とは?
現在収入がある方に有利
過去の履歴より「現在の収入」を重視して審査
クレジットカードの代替案
代替案としてバンドルカードという選択肢も!