勤務先を記入する意味

勤務先の業種と規模の大きさ

クレジットカードのお申し込み用紙には、勤務先を記入する欄があります。

  • 勤務先名
  • 住所
  • 電話番号

を始めとして、

  • 業種
  • 所属の部署
  • 役職
  • 社員数

など、たくさんの項目を書かされます。

 

あまりに詳細な項目を求められるので、驚かれたことがある方もいるかと思います。

 

ですが、クレジットカード会社としては、申込人の収入源である勤め先の安定性を重要視していますので、「勤務先情報は詳しく知りたい」ということなのです。

 

企業の安定性

 

業種について

まずは、業種について詳しく見ていきます。
クレジットカードの申込みフォームには、お勤め先の業種(もしくは事業内容)を選択形式で選ぶ項目があります。

  • 農林水産
  • 鉱業
  • 建築
  • 製造
  • 卸売・小売・飲食店
  • 金融・証券・保険・不動産
  • 交通・運輸・通信
  • 電気・ガス・水道
  • サービス
  • 出版・印刷
  • 教育・医療・公務員
  • その他法人・その他団体
  • 不明

 

とはいえ、業種においては、現在のクレジットカード審査において大きな差はつきません。
審査では職種・役職によっては審査に有利に働くことがありますが、業種そのものは特に何でも構わないのです。

 

どちらかというと、次の規模の大きさの方がスコアリングシステム方式の審査において、得点の差がつきやすいです。

 

勤務先の規模の大きさ

資本金や従業員数が、多ければ多いほど審査のポイントが高く設定されています。

 

資本金

資本金については、昔は、

  • 有限会社300万円以上
  • 株式会社1000万円以上

というのが設立のルールになっていました。
ですが、現在は1円の資本金でも会社設立ができるようになっています。

 

それでも、資本金の額が、

  • 300万円未満
  • 1000万円未満
  • 5000万円未満
  • 1億円未満
  • 3億円未満
  • 10億円以上

という違いによって獲得できるクレジットスコアが異なり、もちろん資本金が多い方が「より安定している」と判断されます。

 

もちろん資本金の額(や従業員数)で経営の安定度は図れません。
ですが、クレジットカードの審査過程においては、そのように判断せざるを得ないところがあるのです。

 

従業員数

従業員数

  • 10名未満の零細企業
  • 100名以上の上場企業

では審査に与える影響は大きく違います。
これは資本金よりもわかりやすい指標ですよね。

 

ですので、

  • 10名未満
  • 30名未満
  • 50名未満
  • 100名未満
  • 500名未満
  • 1000名以上

という風にクレジットスコアが付けられます。

 

上場か非上場か?

上場企業もスコアリングのポイントが高いです。
ランクの高い順に、

  • 東証一部
  • 東証二部、マザーズ
  • 非上場(資本金10億円以上)
  • それ以外の非上場
  • 自営業、SOHOなど

という風に割り振りされます。

 

なぜ上場企業の方が評価が高いかというと、会社が大きく簡単に倒産しないという信頼性があるという点以外に、IRによって決算情報等が公開されているという理由があるからです。

 

公開情報が多い分だけ、経営の安全性や透明度が高く評価されることになるのです。

 

有名な大企業であっても非上場のケースがありますよね。
そういった企業は有名であるにも関わらず非公開な情報が多いのですが、「帝国データバンク」といった民間の信用調査会社を利用して情報を得ることができるので、そこまで問題はありません。

 

そういった意味で、非上場かつ、公開情報が少ない中小・零細企業やベンチャーは、獲得できるクレジットスコアが低くなってしまうのは仕方のないことなのです。

 

それでは以下のようなケースはどうでしょうか?
  • 最近は業績不振でリストラが続いているが、世間的に名前の通っている大企業
  • 数年前に作った会社で従業員は3名だけだが、利益を伸ばし業務拡大をしようとしている零細企業

それでも、確実に大企業の方が大きな審査ポイントを獲得できる可能性が高いです。

 

銀行融資もそうですが、クレジットカード審査においても、誰にでもわかる数字というものが大事にされてしまうのが実情です。

 

なぜかというと、

  • 正確に判断できる人がいない
  • 細かく見ていたら業務がまわらない

からです。

 

  • 銀行は会社経営のことがわかる
  • 信販会社は個人の信用状況がわかる

というのは、ちょっとしたイメージ戦略みたいなもので、実際にわかっている人は現場にも少ないというのが現実なのです。

 

とは言え、大企業でなくても問題なし

会社の規模も大事ですが、審査はそこだけではなく全体的なスコアリングで判断されます。

 

また、かつてほど大企業の安定感がなくなってきていることも影響しています。

  • 大手企業同士での合併が新聞やニュースでも報道されることが多くなりました
  • 有名な大手企業での不祥事等が発覚し企業のイメージが損なわれることも珍しくありません
  • 朝、新聞を見たら他の企業に譲渡されていた

など、環境は目まぐるしく変化しています。

 

都市銀行同士での合併につぐ合併で、私が勤務していたカード会社の親元の銀行は、現在、何処の銀行になっているのか分からなくなってしまったほどです。

 

そのような状態で、審査の判断は難しくなってきています。

 

大手企業・中小企業など関係なく、その企業の実績等を、審査担当は見ていく傾向に変わりつつあるとも言えます。

 

その中で、勤務先名や住所など事実と異なった記入をしても、すぐ調べられて発覚してしまいます。
他の審査項目で十分に挽回可能ですので、そこでは無理をしないでも大丈夫です。

 

不安な方は「審査に自信がない方におすすめのクレジットカード」で確認して頂ければと思います。

 

規模の小さな会社でも役職があれば有利

会社の規模が審査に影響すると上記で説明しましたが、最近は時代も変わり、

  • ベンチャー企業、10人未満の小さな会社
  • フリーランス

で活躍されている方も増えています。

 

ベンチャーで活躍

 

そこで経営者や幹部として活躍されている方は、年収が1千万以上という方も珍しくありません。

 

会社の見た目は零細企業でも、幹部として働き毎月の給料が高額の場合は別です。
審査には非常に有利に働きます。

 

役職については「職業・役職の記入欄」で詳しく解説しています!

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