クレジットカードを使い過ぎない為に工夫したいこと
クレジットカードで買い物をしていると、どうしても金銭感覚が鈍ってきてしまうことがあります。
「今月はどれくらいカードを使ったのだろう?」
と、自分自身も分からなくなってしまいがちです。
どうやら人間の脳は、現金を使うと痛みを感じるようですが、カード支払いの場合は、それが麻痺してしまって使い過ぎてしまうようです。
そうなる前に、一ヶ月間にカードを使う金額を自分なりに決めて、計画的に使うことが無理のない賢い方法だと思います。
どこかで聞いたようなフレーズですね。
でも、これが一番健全な方法だと、皆さんは思いませんか?
(1)簡単な家計簿をつける
例えば、
システム手帳に、カードでお買い物した
- 商品名
- 利用した金額
を書き込んでいくだけで「簡易家計簿」になります。
この方法で、「クレジットカードを使用している」という意識が高まりますので、簡単に使いすぎを防ぐことが出来ます。
問い合わせよう!
もし、
- 手帳に書き忘れたり
- 請求金額がいくらになっているのかわからなくなったり
- 使い過ぎていないか不安になったり
したら、クレジットカード会社に問い合わせをしてみましょう!
会員番号を伝えれば、調べてくれます。
その時、次月の現時点での請求額も、確認するのも良い方法です。
オンラインで確認しよう!
いえいえインターネットがあれば電話する手間も必要ありません。
最近ではネット上で自分のアカウント情報をチェックできるのが当たり前になりました。
- 毎月の利用明細の履歴
- 次回支払い予定金額
- 前月以前までに支払った金額
などが簡単にわかるようになっています。
パソコンが苦手な方も、この操作だけは教わってできるようにしておきましょう。
(2)カードの締め日を知ろう!
しかし、計画的に利用していたとしても、突発的にどうしても欲しいものが出てきてしまった時はどうしますか?
そんな時はカードの締め日を、知っていればその悩みが解消されるかも知れません。
あるクレジットカード会社は、
- 10日締め日
- 翌月の5日払い
とします。
当月8日の段階で、すでに予算オーバーになってしまっている・・・
その場合にお店の人に頼んだりして商品を取り置きしてもらいます。
そして、11日の日にカードを使用すれば?
支払いは、翌々月の5日の支払となるわけです。
商品を8日の日に購入した時は、翌月支払い(約28日後)。
3日ずらして11日に購入した時は、翌々月支払い(約55日後)。
このように締め日を把握すれば、支払期間の差を有効活用することができるのです!
(3)ボーナス一括払いという方法
また、支払を遅らせる方法として、ボーナス一括払いもあります。
- その時期も、何時から利用可能になるのか?
- ボーナス支払いは、何月頃か?
お店の人に聞いて、チェックしておきましょう。
上手に利用すれば、賢くカードを使いこなせるようになります!
(4)ポイントが貯まるから!を言い訳にしない
これは私もそうなのですが、「ポイントが貯まるから何だかんだで10%オフ」というようなことで自分を言い聞かせてしまうことってありませんか?
そして、ついつい普段なら我慢できるはずの出費をしてしまいますよね。
ポイントはハッキリ言って魔物です。
通常で使う分にはメリットになりますが、支出を多くさせてしまう原因にもなりますので注意しましょう!
(5)利用限度額を下げる
よく利用可能額を上げる方法については紹介されていますが、下げる方法についてはあまり触れられることがありません。
ですが、自分が限度額一杯まで使ってしまう癖がある場合は、あえて下げるという選択を行ってみましょう!
お手持ちのクレジットカードの裏側に書かれてあるサポートセンターに電話をすれば、利用限度額は下げてもらうことができます。
(6)リボ払いを有効活用する!
リボ払いは一括払い(マンスリークリア)と異なり、毎月一定額の支払いだけで済む方法です。
なので、支払い額が一定になるという意味では支出は安定します。
ですから、本当に銀行預金の残高がピンチの時などはリボ払いに切り替えると、残高不足での延滞を避けることができます。
ただし、リボ払いというのは利用分を翌月以降に繰り越す度に、一定の利息(手数料)が発生する仕組みです。
【リボの種類】
- 元金定額リボルビング方式
- 元利定額リボルビング方式
- 定率リボルビング方式
- 残高スライド方式
過度に依存しすぎると、余計に自分のお財布なり家計を圧迫する原因になりますので気をつけましょう!
当サイトの管理人の立場としては、基本的にリボ払いはお勧めしていません。
(7)カードキャッシングは封印
リボ払い以上に使い過ぎの原因となってしまうのがクレジットカードに付帯されているキャッシング機能です。
一般的なカードですと、
- ショッピング枠
- キャッシング枠
が設定されており、消費者金融や銀行系カードローンのように現金を借りて使うことができます。
ショッピングだけにとどまらずカードキャッシングまで利用し始めると、「使い過ぎ」から「依存症」に変わってしまう確率が高くなってしまいます。
カードで支払う以外に、
- 食料や光熱費、家賃、学費などの生活費
- パチンコやスロット、競馬、麻雀などのギャンブル資金
- 風俗に行く為のお金
- デートや友達との交際費
などで現金を大量に使用してしまう癖が出てきてしまうのです。
クレジットカードはショッピング枠の使用だけに限定し、キャッシング枠はなるべく使わないようにしましょう。
こちらもカード会社のサポートセンターに電話をすれば、キャッシング枠の利用限度額を0円に変更することができます!
(8)最終手段:カードを持ち歩かない
これは「クレジットカードの意味がないじゃん・・・」ということにもなってしまいますが、「使わない為に持ち歩かない」という選択肢もあります。
これは、買い物依存症の一歩手前くらいの方には良い方法になります。
なぜなら、「買い物という行為は連鎖する」からです。
一度、何かを買うと、次の心理的ハードルが下がっている為に、使い続けてしまう傾向にあるのですね。
ですが、時間が経てば、欲しかった物を忘れて、自分の中の買い物熱は下がり始めます。
「何であれがあんなに欲しかったんだろう?」と、冷静になれるのです。
そういった意味で、「クレジットカードを持ち歩かない」というのは有効です。
まとめ
裏ワザ的なことは無く、どれもシンプルなノウハウ・工夫だと思います。
ですが「最近チョットお金使い荒いな・・・」と感じたら、ぜひ上記の方法でお金の管理をしてみてください!
審査に自信がない方
どうしてもクレカが欲しい人にお勧めの一枚。選ばれている理由とは?
現在収入がある方に有利
過去の履歴より「現在の収入」を重視して審査
クレジットカードの代替案
代替案としてバンドルカードという選択肢も!