ブラックリストを解除・消したいならクレヒスの確認から
クレジットカードの審査に、なかなか合格することができない時、もしかして「自分はブラックリストに入ってる?」と心配になってしまうと思います。
そんな時は、思い切って自分のクレジットヒストリーを確認してみましょう!
ブラックを解除するにも、まずは自分のクレヒスの状態を把握しないことには、何も対策を打てないからです。
「ブラックリスト」とまでは思っていないけど、自分の現在の信用情報が気になっている方も、意外と簡単に調べられるものなので、ぜひ以下の方法で確認してみてください。
そんなことよりも「クレジットカードをすぐに発行したい!」という方は、先に
をチェックしてみてください。
インターネットからもクレヒスを確認できます!
CIC (CREDIT INFORMATION CENTER)という名前を聞いたことがある方も多いと思います。
ここには私たち個人の信用情報が約2年間分だけ登録されており、各カード会社の審査部もここの情報を見て判断しています。
ですから、同じ資料を見れば、
- どうして審査に落ちるのか?
- 自分がブラックリストなのか?
ということがわかるのです。
驚きなのが、CICの窓口だけでなく、
- パソコン・スマホ・携帯
- 郵送
でも開示が可能ということです。
窓口にまで行くのは面倒でも、ネットでできるなら試してみても良いですよね。
シーイーシーの公式サイトに「自分の信用情報を確認」というコーナーがありますので、そこから手続きしてみてください。
自分の信用情報をネットで開示する
- 利用時間:8時〜21時
- 手数料:千円
ただし、一つ注意点というか残念なことがあります。
それは手数料の支払い方法がオンライン開示の場合は「クレジットカード払いのみ」なのです。
ですから、現時点でクレカが手元にない場合はネットでは見ることができません。
また支払いできるカードの種類も一部だけとなっており、持っていても無理な場合もあります。
その場合は「郵送」か「窓口」を利用するしかないのが残念なところです。
開示情報のどこを見ればいいの?
詳細はブラックリストの人がクレジットカードを作れる方法の「(1)新しいクレヒスの作り方・上げ方」にも書いてありますが、ここでは一番わかりやすい方法を紹介します。
お支払の状況をチェック
まず「お支払の状況」という欄の「返済状況」という項目を見てください。
そこに「異動」という文字が書かれていたらブラックリストです。
おそらく、過去に3ヶ月以上支払わなかった月が続いたご経験をお持ちなのだと思います。
また、すぐ下には「異動発生日」も記入されますので、いつからブラックなのかもわかります。
もし支払ったはずなのに「未入金」とされており、それが審査に通らない原因だと思ったら、次のように対応しましょう。
データが更新されていないのは金融機関側の作業漏れです。
CICにはデータを修正する権限はありませんので、各金融機関の方に問い合わせて修正してもらってください。
入金状況をチェック
24ヶ月分の経過を細かく確認したい時は入金状況欄を確認しましょう。
そこに書かれているドルマークやA、P、空欄などの記号の意味は、
- $:請求どおり(もしくは請求額以上)の入金があった
- P:請求額の一部が入金された
- R:お客様以外から入金があった
- A:お客様の事情でお約束の日に入金がなかった(未入金)
- B :お客様の事情とは無関係の理由で入金がなかった
- C:入金されていないが、その原因がわからない
- ―:請求もなく入金もなかった(例:クレジットの利用がない場合)
- 空欄:クレジット会社等から情報の更新がなかった(例:クレジットの利用がない場合)
となります。※参照:CIC
クレヒスが綺麗でも審査に落ちることがある
過去に支払い延滞や遅延などの事故を起こしたことがなく、クレヒスは綺麗であるのにクレジットカードの審査に落ちてしまうケースがあります。
そういった方はCICに行って、自分のクレヒスを調べても原因がわからない為、途方に暮れてしまうこともあるようです。
私の経験上、なぜかクレカ審査に落ちてしまうケースは、クレヒスが原因ではなく「カード会社からするとアヤシイ行動」を取ってしまったことで落とされてしまうことが多いです。
例えば、
- クレカを一度に何枚も申し込みする
- 直前にクレカを解約している
というような行動です。
これは本人にとっては、何らかの正当な理由があるものなのですが、カード会社からすると「何だかアヤシイ」と判断されてしまうのです。
お申込みブラック
CICには「申込情報」や「利用記録」も6ヶ月間残ります。
ですから、たくさんのカードにお申込みした方は、他のカード会社にもそのことがわかってしまい、「この人は異常にカードが欲しがっている」と危険視されてしまいます。
そうなると「申込みブラック」と言って、情報が消えるまでの半年間はクレジットカードの審査に通らなくなってしまうことが起こってしまいます。
新しくクレカをお申込みする時は、できるだけ不自然な行動を取らないようにすることも大事です。
ブラックリストが解除されるまでの期間や条件は?
クレヒスが確認できて、ご自身のブラックリストの状況が確認できましたら、次に何をすれば良いでしょうか?
ブラックリストを消す為の一番良い方法は「待つこと」です。
一定期間が経過すると、個人信用情報機関から自然と金融事故情報が消されます。
これがブラックリストが解除されたという状態です。
ですから、消える為の条件があるとしたら、それは「下記の一定期間待つこと」しかありません。
それでは、CICなどには、いつまで記録が残ってしまうのでしょうか?
(参考)
- 借金を完済していない場合:ずっと記録が残ってしまう(今後の審査に受かる見込みがゼロ)
- 3ヶ月以上の延滞・滞納で「異動」が付いた人:完済してから5年間記録
- 自己破産:10年間
大事なことは、完済をしなければ、永遠にデータが消えることはないということです。
なので特に若い方は、将来の為にも早く完済して、5年間の記録を消化してしまうのが一番です。
軽い延滞なら
2ヶ月以内の軽い延滞のケースでブラックリスト入りしたかどうか心配している方も多いですが、「延滞、異動として記録に残ります」でも書いたように、それほど大きな悪影響を与えないようになっています。
異動になってしまった場合
また3ヶ月以上の延滞で「異動(ブラックリスト入り)」が付いたとしても必ず5年間はクレカが持てないわけではなく、あくまで目安の罰則期間となっています。
5年以内にクレカが持てるかどうかは「各カードの審査基準」によるところが大きいですので、いわゆる審査が緩い・甘いところからチャレンジしていくと良いと思います。
この場合も「ブラックリストの人がクレジットカードを作れる方法」のページの2番目に書いてある「3ヶ月以上の延滞で「異動」が付いてから5年が経っていない方」を参照してみてください。
債務整理した方は
自己破産した方は10年間で記録がリセットされるので、一見、問題ありません。
ですが、高齢でクレヒスが無い(スーパーホワイト)というのも逆に怪しまれることがあるので、その場合も審査基準の緩いクレカにお申込みをして様子を見てみましょう。
完済せずに逃げられる?
カード会社は個人信用情報機関で得た情報を元に、審査時に念入りに信用調査を行なっています。
例えば、「この名前のデータは少し怪しい」と思ったら、過去の住所と違っていてたとしても同一人物かどうかをきちんと調べています。
ですから、完済せずに逃げ続けるのは、なかなか大変なことだと思います。
解除されるまでクレジットカードは発行できない?
上記の期間が経過するまで、絶対にクレジットカードを発行できないのでしょうか?
冒頭に書いたとおり、実はそんなことはありません。
カード会社によっては、現在安定的な収入があるかどうか?を審査の主軸に置いているところがあるからです。
詳しくは「ブラックリストの人がクレジットカードを作れる方法」をチェックしてみてください!
ブラックリストが消えたら通知が来るの?
5年の期間が経過するなどして、個人信用情報機関からブラックリスト情報が抹消されます。
その際に、
- CICなどの個人信用情報機関
- 過去に滞納したカード会社などの金融機関
などから私たち個人にメールや郵送などで通知が届くのでしょうか?
残念ながら向こうからの連絡はありません。
ですから、まずは5年間が経過したら(もちろん確認の為、その前からでも)、自ら個人信用情報機関に出向いて、自分の信用情報を開示する必要があるのです。
ブラックリスト期間中の方で、「早く喪明けしてクレジットカードが持てるようになりたい!」と思っている方は、5年の間に何度もCICやJICCに行かれる方も多いです。
それでも調べるのが面倒・・・という方へ
意外と簡単にクレヒスを確認できることはわかったけど、
- やっぱり調べるのは面倒に感じる
- 確認する前に、もう一枚だけ試してみたい
という方もおられると思います。
そんな時は、下記の審査に対する自信度から選ぶ方法で、もう一枚だけ選んでトライしてみてください!
当サイト内の情報ですが、高確率で発行までつながっています。
審査に自信がない方
どうしてもクレカが欲しい人にお勧めの一枚。選ばれている理由とは?
現在収入がある方に有利
過去の履歴より「現在の収入」を重視して審査
クレジットカードの代替案
代替案としてバンドルカードという選択肢も!