ブラックな人には海外クレジットカードがお勧めって本当?

海外のクレジットカードなら取得できる?

ブラックリストになってしまって、どのクレジットカードにお申込みしても、全て審査落ちになってしまう方の中には「海外クレジットカード」に目を付ける方もいます。

 

実際、「海外 クレジットカード」で検索すると、

  • 国内在住の日本人が海外のクレジットカードを取得する方法が書かれたブログ
  • 海外のクレジットカードの取得代行業者のサイト

などが多数ヒットします。

 

果たして、それらのサイトに書かれている方法で、本当に国際クレジットカードを取得することができるのでしょうか?

 

海外クレジットカードを取得する方法

 

ここでは、それらの方法を整理し、日本在住の方が日本に居ながら海外のクレジットカードを取得できるのかどうかを徹底検証します。

 

海外のクレジットカードが必要になるケース

そもそも、日本在住の方がわざわざ海外のクレジットカードを取得しようと思うのはなぜでしょうか?

 

ケース1:ブラック属性で国内でクレジットカードが取得できない場合

冒頭にも書きましたが、まずは国内のクレジットカード会社の審査に通らない場合です。

 

過去に長期の延滞などの金融事故(俗に言うブラックリスト)を起こすと、そう簡単には国内でクレジットカードを取得できなくなります。

 

そういった方たちは日本のカード会社の審査に通ることができないので、どうにかして審査に通る方法を調べています。

 

そうこうしているうちに、ネットや書籍等で、信用情報が異なる海外のクレジットカードなら審査に通るかもしれないという情報に出会って、どうにか取得できないのかと試行錯誤するわけですね。

 

海外のクレジットカードと言っても、国際ブランドがVISAやマスターカードであれば日本でも使用することができますが、取得できればラッキーですが本当に取得できるのでしょうか?

 

このページの後半で解説しています。

 

ケース2:海外に長期滞在する場合

次は「海外出張」「海外留学」など、海外に長期滞在する場合です。

 

日本での買い物は現金でのやりとりが主ですが、多くの海外(特に西欧などのアメリカ・ヨーロッパ)の店舗では現金はあまり使われず、クレジットカードを使うことが多くなっています。

 

中には現金で買い物しようとすると断られたり怪しまれたりする店舗すらあります。

 

それは、クレジットカードは現金の代わり、というだけではなく信用度を表わす1つのステータスとしても使われているからです。

 

そのような場所に長期滞在する予定がある場合は、当然クレジットカードを必要になってきます。

 

しかし、VisaやMasterCardなどの国際ブランドのクレジットカードであれば、日本で取得したカードをそのまま使うことができますので、わざわざ海外のクレジットカードを取得する必要はありません。

 

ただし、一部の人たちにとっては海外のクレジットカードの方が有利になることも考えられます。

 

海外のクレジットカードを日本で使用した場合、当然、日本円ではなく海外通貨での支払いとなります。

 

それはつまり、支払い金額が為替に影響されるということでもありますので、為替の状況によってはより安く買い物をすることができるようになるからです。

 

ケース3:海外の通販サイトで頻繁に買い物をする場合

最後に、もっとも一般的だと思われるのは、海外の通販サイトでよく買い物をする場合です。

 

現地の顧客を相手にしている海外通販サイトの多くは、現地のクレジットカードでなければ支払いができない場合が多いです。

 

そんなサイトを使いたい方にとっては、海外のクレジットカードの取得は魅力的となります。

 

海外のクレジットカードを取得する方法とは?

海外のクレジットカードを取得する方法は、大きく分けて2種類あります。

 

方法1:海外クレジットカード取得代行サイトを利用する

1つ目は、海外クレジットカードの取得代行をしますよと宣伝している仲介業者のサービスを利用することです。

 

インターネット上に複数社存在しているようですが、多くの場合は、依頼する為に以下の資料を送付する必要があります。

  • パスポートや運転免許証などの身分証明書のコピー
  • 住所が確認できる書類(公共料金の請求書など)

 

その上で手数料を入金すると、海外の銀行の口座開設申込書が届きます。

 

申込書を記入して返送し、開設後にデポジット(預託金)を入金すると、どのような

  • 職業
  • 収入
  • 信用情報の状態(無職やブラック、多重債務者など)

でも、数ヶ月後には海外で発行された国際ブランド(VisaやMasterCard)のクレジットカードを取得できるようです。

 

ただし、手数料は3万円から7万円、高いところでは40万円近くになる業者もありますので、相応の資金も必要となります。

 

なお、取得代行サイトによっては、詐欺的なものや余計な会員登録が必要となっているもの、クレジットカードではなくデビッドカードが送られてきたという報告のあるサイトもあるようですので、しっかりと裏をとった上で利用する必要があります。

 

方法2:現地に口座を開設し海外クレジットカードを取得する

もう1つの方法は正当に現地で口座開設して取得する方法です。

 

国によって制限や法律は異なりますが、最低限、

  • 現地の銀行口座を英語で開設できること
  • それなりの金額のデポジット

が必要となります。

 

さらに、その銀行口座の開設には、現地での居住実績が必要で、就業もしくは就学実績などもなければ厳しい場合がほとんどです。

 

香港などでは一昔前までは、そういったことに慣れている人をガイドとして一緒に連れていくと、簡単に口座開設できたのですが、現在ではマネーロンダリングの観点から銀行側の態度が厳しくなってしまっています。

 

その上で、一定期間以上のクレジットヒストリー(遅延なく返済している実績)がないと、海外のクレジットカードの審査にも通ることができないというのが現状です。

 

海外クレジットカードの審査では何を見られる?

現地で正規に海外クレジットカードをお申込みする場合、クレジットヒストリーは日本での実績を参照されることはほとんどなく、現地での実績が重要になります。

 

ある意味そのことが、日本でクレジットカードを作ることができない人たちが海外のカードなら作れるのではないかと考える理由でもあります。

 

しかし、現地でのクレジットヒストリーがない状態は、「保証がない」ことと同義なため、実はクレジットカードの審査に通らないのです。

 

そのため海外においても、まず現地の銀行口座を開設した上で、デビッドカードなどを作り、問題なく一定期間(1年以上など)経過する(新たにクレジットヒストリーを作る)という実績作りをする必要がある場合がほとんどです。

 

つまり結論は下記のようになります!

 

まとめ:本当に海外のクレジットカードを作れるのか?

まず、仲介業者を使わずにカードを取得するとなると、

  • 現地の銀行口座
  • 住所(現地での居住実績)
  • 就業実績
  • クレジットヒストリー

など、どんなに頑張っても日本に居ながらにして揃えることができない条件が多数あるので、ほぼ不可能です。

 

もちろん、すでに海外の銀行に口座があり、そこにそれなりの資金が入っていて、英語など現地の言葉で普通にやりとりできる方の場合は、それほど困難ではないかもしれません。

 

しかし、そのような方でない限りは、ほぼ不可能というのが現状です。

 

仲介業者を利用する場合は?

仲介業者が上記の条件をどうやってクリアしているのかを考えると、(これは私の率直な感想ですが)正直なところ仲介業者もそれほど上手くやれてるわけではなさそうな気がします。

 

※もちろんきちんとした実績がある仲介業者もいると思います

 

海外の銀行口座を開設する為に、第三者が申請の代行していることを考えると、それが上手くいっているとしたら、もしかしたら正規のルートではない方法で処理を進めているのかもしれません。

 

そうなれば、カードが突然使えなくなることも考えられます。

 

そのようなリスクを冒し、高額な手数料を払ってまで、仲介業者に依頼するという心構えが必要になってきそうです。

 

当サイトの結論

結論として、海外のクレジットカードを取得できるのは、

  • すでに海外に口座や資産を持っている方
  • 駐在している方
  • 留学している方

以外には非常に困難であり、まして日本在住の方が日本に居ながらにして取得するのは、かなり現実的ではないと思われます。

 

もしブラック属性の方がクレジットカードをどうしても欲しい場合は「ブラックリストの人がクレジットカードを作れる方法」のページを参考にしてみてください!

 

海外クレジットカードを発行するよりは、だいぶ確率は高くなると思います。

 

上海浦東発展銀行クレジットカード発行編

海外クレジットカードを正規に入手する一例として、中国の「JAL・上海浦東発展銀行クレジットカード」を正規に取得する方法を紹介します。

 

このカードを取得するためには、まず既に上海浦東発展銀行の口座を持っていることが条件となります。

 

その上で以下の書類が必要になってきます。

  • 申込書
  • パスポートのコピー
  • 外国人就業許可書のコピー
  • 労働契約書のコピー
  • 納税証明書のコピー

※その他、場合によっては居留許可証のコピーや中国での公共料金明細書(直近1ヶ月分)が必要です。

 

上記の資料を送付すると、1ヶ月ほどで中国の住所へクレジットカードが送られてきます。

 

ただし、銀行窓口でアクティベーションの手続きをするまで使用できませんので、その点はご注意下さい。

 

国別でのクレジットカード取得方法の特徴を説明

ケース1:アメリカの場合

アメリカの場合は、銀行口座の開設にSSN(社会保障番号)か納税者番号が必要になってきます。

 

SSNの取得は、ビザを含む必要書類を用意して、現地の社会保障事務所へ申請する必要があります。

 

取得したSSNで口座を開設し、ようやくクレジットカードの申し込みをすることができるようになるのですが、審査には現地でのクレジットヒストリーが必要になりますし、カードの受取りは現地の住所でなければいけません。

 

日本に住んでいたら100%発行は不可能ということですね。

 

ケース2:カナダの場合

カナダの場合は、口座開設した銀行へ直接申し込む必要があります。
もちろん、カナダでのクレジットヒストリーがなければ、審査に通りませんし、クレジットカードで引き落とされるお金とは別に、最低$1,000のデポジットが必要です。

 

こちらも日本に居ながらでは不可能です。

 

ケース3:台湾の場合

台湾の場合は少し特殊で、銀行口座やビザ、パスポートなどに加えて、台湾人の保証人が必要なことが多いです。

 

以上のように、海外のクレジットカードを取得する為のハードルは、非常に高いとしか言いようがありません。
安全に取得するためには、やはり現地に生活の拠点をおく必要があります。

 

日本在住の方が海外のクレジットカードを取得するのは、非常に大きなリスクを負うか、諦めて日本で取得できるようになるのを待つのが無難だと思います。

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