支払い遅延に対する督促の流れ

支払い遅延が発生した時の流れ

クレジットカードの支払は、
「末日締めの翌月27日支払い(決済)」
などと定められていますが、期日になっても支払っていない利用者(会員)に対しては、主に次のような対応が取られます。

 

まずは再請求

  • 会員の振替口座(決済口座)に後日再度請求をする
  • カード会社の指定口座に直接振込をするように書類や電話で依頼

 

度重なる遅延は論外ですが、私の勤務していたカード会社では、「決済日から10日以内に再請求や振込などで支払を完了してくれた会員は比較的優良」と位置付けていました。

 

意外と皆さんが思っているより甘い対応でしょうか。

 

ですが、10日を過ぎてもなお返済が確認できない会員は、最終的に全体の1割未満程度残るのが常でした。

 

こういった支払い遅延を起こしてしまった会員に対しては、次に文書通達や電話による督促を行います。

 

督促の流れ

 

電話を始めとする督促の方法

カード会社からは主に、

  • 自宅
  • 勤務先
  • 登録があれば携帯・スマホ

電話連絡し、会員毎に随時通話記録を残します。

 

中には住所変更の届け出をしておらず、そのまま行方知れずになっているケースもあります。

 

文書による通達

電話がつながらない場合は文書通達します。
さらに、役所に住民票の請求を行うなどして、現住所の足掛かりとなる情報収集にあたります。

 

訪問することも

電話連絡がついても約束不履行を続ける人もいますし、居留守を使ったりする人もいます。
なので、本当にいないのかどうかを確認する為に、

  • 督促の担当者が自宅へ赴く
  • 捜査協力会社に依頼する

などを行うことがあります。

 

住居環境から生活形態を把握する為に、住居の外観や造りをチェックします。
具体的には、

  • 郵便受けに郵便が溜まっていないか
  • 電気メーターの微動が見られるか
  • 近隣住民に会員のことを直接尋ねる

などを行います。

 

個人信用情報機関で開示

その他には個人信用情報機関へ情報の開示を求めて、

  • 債務状況を調査したり
  • 不動産謄本や商業謄本(自営業などの場合)を請求して資産状況を見極める

などを行います。

 

このように、会員の置かれている状況を正確に把握することが、後の返済計画の話し合いをスムーズに進める足掛かりとなったりします。

 

カード返却(強制解約)という措置

支払い遅延を繰り返していると、結果的に決済したとしても何らかの処分が適応されることがあります。

 

私の勤めていた会社の例ですと、キャッシングの利用停止処分から始めていました。

 

それでも支払遅延が頻繁に起こるようであれば、カード返却の要請も余儀なくされます。
つまり強制解約です。

 

また督促と聞くと、怖い取り立てなどを想像する方もいるでしょうが、そういう段階に行き着くのは、

  • 約束不履行を繰り返す方
  • 支払に責任の無い言動をするごく僅かな人達

のみです。
やはり会員自身が「責任を持って完済する」という意思表示が大事なのです。

 

督促という仕事

私が経験した督促の仕事は、初期遅延に対するものでした。

 

長期延滞となると、その業務はまた別の班が行っていました。
最終的には法的な次元で対応することとなります。

 

仕事をしていて人間不信

やはり色々な会員の方がいましたので、

  • 約束不履行が続いた時
  • 理不尽なことを言われた時
  • 罵声を浴びせられた時

には、少々人間不信に陥りそうになったものです。

 

人間不信

 

しかし督促の対象になる人というのは、やはり生活に困窮している人が殆どです。
厳しい状況に置かれているが故に、気持ちを発散する場を必要としていただけかもしれません。

 

若いうちは挑発に乗ってしまい、上司の力を借りないと話し合いが難航するようなこともありましたが、色々な案件を経験していくうちに自分ひとりで対応できるようになっていきました。

 

ノルマもある

督促班では債権回収率というノルマがあったので、督促担当者としても精神的に辛い時期もありました。

 

ですが、正確に意志疎通を図る為には、会員が何を伝えようとしているかじっくり耳を傾け、早期返済に向けてより良い方法を共に考えるといった真摯で人道的な対応が信頼を得るのだと学習しました。

 

上記が私の督促という仕事を通じて行ってきた「支払い遅延が発生した時の流れ」です。
ぜひ参考にしてみてください!

 

遅延した場合は利用者としてどうすれば良いのか?

(1)まずはカード会社に連絡

本来ならすぐにでも銀行振込みで支払ってしまいたいのですが、間違いのないようにカード会社のサポートに連絡をして、指示を仰ぐことからから始めましょう。

 

(2)案内の通りに支払う

通常であれば、カード会社指定の銀行口座に、利用金額分を振り込むように案内されると思います。

 

ただし、自分の銀行口座に確実にお金を入金しておいてください。
という案内だけされることもあります。

 

この場合は、後日、いつもの口座から引き落としすることで処理させて貰いますね。
という意味になります。

 

このように対処の仕方がカード会社ごとに異なってくるので、(1)で連絡するということが重要になってくるのです。

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