ミスで信用情報を傷つけない為の対策

よくある「うっかり延滞」のパターン

「うっかり延滞」というのは、自分では正常にクレジットカードの支払いを行っているつもりでも、ちょっとした口座の確認不足や手続きの抜け漏れによって、知らず知らずの内に延滞してしまうことです。

 

最悪の場合は信用情報が傷ついてブラックリスト入りしてしまいます。

 

運悪く車や住宅などのローン審査と時期が重なってしまえば、人生プランを狂わせるほどのミスにもなり兼ねませんので、「うっかり延滞」を引き起こさないようにシッカリ対策しておきましょう!

 

うっかりミス対策

 

しばらく使っていないカードに要注意

日本ではクレジットカードの発行枚数は3億枚を超えています。
人口はざっくり1億人とすると、人に対して3倍以上の枚数が発行されていることになります。

 

2014年末、日本クレジットカード協会(JCA)により、従来言われていた3億枚が誤りで、実際は「2億5千万枚ほど」と訂正されました。

 

こんな重要な数字が誤りだったなんて、管理人的には驚きです。
ただ、1人3枚平均より、2.5枚の方がはるかにシックリくる数字ですので安心しました。

 

これは1人複数枚のカードを持っていることを意味しますが、これが延滞を引き起こす原因の一つになっています。

 

例えば、

  • 久しぶりにいつもと違うカードを使ってみたくなった
  • 家族に貸した
  • 他のカードを止められてしまった

というような何かのタイミングをキッカケとして、いつもは使っていないカードで支払いを行うことがあります。

 

その時に、一つ大事なことを忘れてしまっていることが多いのです。

 

引き落とし口座の状況

普段使っているクレジットカードで延滞を起こしてしまう時というのは、つまり普段引き落としに使っている銀行口座にお金が入っていない時となります。

 

ですが、うっかり延滞というのは、カードの引き落とし口座が普段使っていない銀行口座のままになっている為に起こる場合が多いです。

 

サブであるクレジットカード自体もしばらく使っていなかったので、引き落とし口座を変更することも忘れてしまっている状態です。

 

普段使っていない銀行口座ですので、

  • 預金残高が数十円だったり
  • 既に解約されて存在していなかったり

することで、カード支払日にカード会社が引き落としすることができず、延滞が発覚することになります。

 

ここまでで食い止められれば良いのですが、ここからブラックリストにまで突入してしまう方には、もう一つ不運な出来事が重なっている場合が多いのです。

 

引越して連絡がつかない

引き落とし口座を変更することも忘れているのですから、どこかのタイミングで引越しされている場合だと、住所や電場番号の変更もされていない場合がほとんどです。

 

クレジットカード会社も意地悪ではないですから、延滞が発覚したら、すぐにご利用者様に連絡をします。
ですが、不運が二つ重なってしまうと連絡をすることもできません。

 

そのまま延滞が3ヶ月続くと、個人信用情報機関に「異動」が付いてブラックリスト扱いになってしまいます。
連絡さえ付けばブラックリストは防げたはずなのに、このミスは本当に悔やまれます。

 

ついウッカリでブラックリストになってしまったとしても、しばらくどの審査にも通りにくくなる状況が続いてしまいます。
そうならない内に、ぜひ今すぐ対策を取るようにしましょう。

 

うっかり延滞しない為の対策

使っていないカードは解約

下手にいつも使っていないカードを使ってしまうから、支払い口座の管理までできておらずに「うっかり延滞」してしまうのです。

 

万が一の為にクレジットカードを数枚持っておきたいお気持ちはわかりますが、1年間使う機会が無かったものは解約しても良いのではないかと思います。

 

保有枚数は1枚か2枚程度に絞って、引き落とし口座まで含めた管理を行える範囲にしておきましょう。

 

給与口座を設定する

クレジットカードの引き落とし口座には、必ず自分のお給料が振り込まれる銀行口座を登録しておきましょう。

 

その口座が自分にとって一番お金が入金されるからですね。
もちろん給与以外に収入源があるのでしたら、そちらのお金が貯まっている口座でも構いません。

 

とにかく、「クレジットカードの引き落としの前に、いちいち他の口座から資金移動しないと口座内にお金が入ってない。」というような面倒な状況を作らないことが大切です。

 

コンビニ払いは忘れがち

大半の方が、支払い方法に「口座振替」を利用していると思います。

 

ですが、事情があって銀行口座を登録したくないという方もいて、その方は「コンビニ払い」という方法を選択しています。

 

この方法は日本では普及していますが、自分でコンビニまで行く必要があるので、毎月の支払い方法としては忘れてしまうリスクが大きいです。

 

よほどの理由がない限りは口座振替を選択しましょう!

 

もしコンビニ払いを続ける方は、

  • Googleカレンダーのリマインダー機能
  • Remember The MilkなどのGTDツール

などを活用して、忘れないように自分自身にリマインドする機能を活用されると良いと思います!

 

これらをするだけで、ウッカリによる延滞はほぼ防ぐことができます!

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